○ ダイヤモンドバックス 10-6 カブス ●
<現地時間3月30日 チェイス・フィールド>
シカゴ・カブスが敵地での開幕カード4戦目に逆転負け。鈴木誠也外野手(30)は「2番・指名打者」でフル出場し、今季1号本塁打を放った。
鈴木は初回の第1打席、先発左腕ロドリゲスのチェンジアップを弾き返し、中前安打をマーク。第2打席は空振り三振に倒れるも、6回表の第3打席、再びチェンジアップを振り抜くと、打球速度106マイル(約171キロ)、飛距離420フィート(約128メートル)の大飛球が右中間スタンドに着弾。待望の一発に大きく喜びを表しながら、グラウンドを一周した。
鈴木の一発で追加点を挙げたカブスだったが、2番手右腕ネート・ピアソンが2点を失い、1点差まで詰め寄られた。8回表にカイル・タッカーの2号3ランでリードを再拡大するも、直後にブルペン陣が炎上。回跨ぎの3番手左腕カレブ・シルバー、4番手右腕エリ・モーガンと誤算が続いて一挙8失点で逆転を許し、あと一歩のところでカード勝ち越しを逃した。
この試合の鈴木は4打数2安打、1本塁打、2打点、1四球、1三振という内容。開幕6戦目にして初本塁打、初のマルチ安打をマークし、今季成績を打率.160、1本塁打、OPS.542としている。