西武は31日、ウイスキーブランド「イチローズモルト」を製造・販売している株式会社ベンチャーウイスキーと協業し、2020年から製造していた「ライオンズオリジナルイチローズモルト」のミニボトル(50ml)を、6月13日(金)にベルーナドームで開催する中日戦でバックネット裏エリアの座席を対象に観戦チケットオプションとして販売すると発表した。
ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所で製造されているイチローズモルトは、世界的にも評価が高く、ボトルによっては入手困難な“幻のウイスキー”として知られている。ウイスキーは原酒を熟成する樽の種類や年数、さらには樽を保管する場所や気温などによっても味や香りが異なるが、今回製造したライオンズオリジナルイチローズモルトは、バーボン樽で2020年11月から約4年間熟成。
色はゴールドで、はじめにバニラや、はちみつ、金柑、アプリコット、粉砂糖、ヨーグルト、生クリーム、鰹出汁、白い灰などの香りを楽しむことができる。口に含むと、麦芽の旨みや、ホイップクリーム、アプリコット、オレンジの薄皮、パパイヤ、ボンタンアメ、フローラル、灰などの風味を感じ、そしてスモーク感やホイップクリーム、麦芽の旨み、柑橘のニュアンスの余韻が続く仕上がり。
4年ほどを経て完成したオリジナルイチローズモルトは、1樽約140リットルとなった。50mlのミニボトルは限定約1,000本、6月13日(金)の中日戦の観戦チケットに、オプションとして「【購入整理券】ライオンズオリジナルイチローズモルト ミニボトル(50ml)」を追加することで購入できる。4月12日(土)のファンクラブweb先行販売より申込を開始。「アメリカン・エキスプレス プレミアム® ラウンジ」では、期間限定の101本目のウイスキーとしてラインナップし、野球観戦と相性の良いハイボールとして販売する。
▼ 田村伊知郎
「イチローズモルトは名前の「伊知郎」の共通点があることはもちろん、駅の推し獅子の企画で私が「西武秩父駅」の推し獅子であることや、ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所が20周年を迎えられた2024年から私の背番号が「20」に変更になるなど、運命を感じています。また、僕にとってオフシーズンや特別な日にイチローズモルトを楽しむことが最高の時間となっています。世界でたった一樽というプレミアムな商品ですが、埼玉の魅力を感じながらより特別な野球観戦をしていただけたらうれしいです」