● カージナルス 4-5 エンゼルス ○
<現地時間3月31日 ブッシュ・スタジアム>
セントルイス・カージナルスが延長戦の末に惜敗。ラーズ・ヌートバー外野手(27)は「1番・左翼手」でフル出場し、2号本塁打を放つなど4出塁を記録した。
ヌートバーは初回の第1打席、先発左腕アンダーソンの甘く浮いたチェンジアップを振り抜くと、ライナー性の打球が右翼スタンド最前列へ。グラウンドへ打球が跳ね返り、ヌートバーは二塁上で止まっていたが、審判団が協議の末に柵越えと判定。先制の2号先頭打者アーチとなった。
第2打席は三振を喫すも、5回裏の第3打席では四球を選んで出塁。その後、一死一、二塁と得点圏に進むと、4番ノーラン・アレナドの中前適時打で生還し、リードを拡大した。
第4打席でも四球を選んだヌートバーは、3対3の同点で迎えた9回裏、第5打席で右前安打を放って先頭出塁に成功。カージナルスは一死二塁とサヨナラのチャンスを作ったが、後続から決定打は出ず、延長タイブレークに突入した。
カージナルスは延長10回表、6番手左腕ジョジョ・ロメロが2四球で一死満塁とピンチを招き、野選と犠飛で2失点。続く10回裏に1点を返すも反撃及ばず、開幕からの連勝が3でストップした。
この試合のヌートバーは3打数2安打、1本塁打、2打点、2得点、2四球、1三振という内容。開幕4試合続けて複数出塁をマークし、今季成績を打率.462、2本塁打、OPS1.555としている。