● アスレチックス 3 - 18 カブス ○
<現地時間3月31日 サター・ヘルス・パーク>
カブスのカーソン・ケリー捕手(30)が3月31日(日本時間4月1日)、敵地でのアスレチックス戦に「9番・捕手」で先発出場。今季1号ソロを皮切りに中前適時打、中越え二塁打、中越え適時三塁打と立て続けに快音を重ね、メジャー今季初のサイクル安打を達成した。
移籍後3試合目の出場となった新加入捕手。まずは4回の第2打席に今季1号の左越えソロを放つと、5回の第3打席は中前適時打、6回の第4打席では中越え二塁打を放った。
打者一巡し、サイクル安打に王手をかけた6回の第5打席は二死満塁で押し出し四球。それでも、二死一塁で迎えた8回の第6打席に中堅後方を襲う大飛球を放つと、打球は中堅フェンスを直撃し、ボールが大きく跳ね返る間に一気に三塁ベースへ到達。自身初のサイクル安打を達成し、カブスでは32年ぶりの快挙となった。
カブス打線はアスレチックスの仮本拠地「サター・ヘルス・パーク」でのオープニングゲームで、計21安打18得点と大爆発。「3番・指名打者」でスタメン出場した鈴木誠也は、初回に先制犠飛を放つなど5打数2安打1打点、1四球3三振の打撃結果で、今季の打率は.200、OPSは.632となった。