今季1敗目を喫した山本由伸(写真=GettyImages)

○ フィリーズ 3-2 ドジャース ●
<現地時間4月4日 シチズンズ・バンク・パーク>

 ロサンゼルス・ドジャースが昨季の東地区王者フィリーズとの敵地初戦で敗戦。先発登板した山本由伸投手(26)は6回1失点という投球で敗戦投手となった。

 中7日での登板となった山本は初回、2番ターナーに左翼線への二塁打を浴び、いきなり一死二塁とピンチを招いた。3番ハーパーへの2球目を前に、二塁走者ターナーがスタートを切ると、山本の三塁牽制が悪送球となり、この間にターナーが生還。自らの失策で先制を許す立ち上がりとなった。

 2回以降も再三ランナーを背負ったが、粘りのピッチングで追加点を阻止。5回裏は8番ストット、9番マーシュを連続三振に仕留めるなど、この試合唯一の三者凡退とした。打者3巡目を迎えた6回裏には、先頭の2番ターナーを四球で歩かせるも、3番ハーパーを二ゴロ併殺打、4番ボームを遊ゴロに打ち取って無失点に抑えた。

 開幕8連勝と絶好調のドジャース打線だったが、フィリーズの先発左腕ルサルドに対し、安打がテオスカー・ヘルナンデスによる2本のみと苦戦。1点を追う7回表には二死一、三塁と好機を作ったが、6番キケ・ヘルナンデスがこの試合3度目の空振り三振に倒れ、同点に追いつくことはできなかった。

 好機を逸した直後の7回裏、山本の後を受けた2番手カービー・イェーツが8番ストットに適時打を許すなど2失点。続く8回表には、ミゲル・ロハスと大谷翔平の安打で二死一、三塁、本塁打が出れば同点という好機を作るも、大谷が痛恨の盗塁失敗を喫して攻撃終了。最終回にトミー・エドマンの5号2ランで1点差に迫ったが。反撃届かず。開幕からの連勝が「8」でストップした。

 この試合の山本は6回97球を投げて3被安打、3四球、5奪三振、1失点(自責なし)という投球。今季1敗目を喫したものの、強力フィリーズ打線とのキャリア初対戦で好投を演じ、今季防御率は「1.69」に低下した。

 なお、大谷は「1番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打、1三振という内容。直近3試合連続安打、開幕から9試合連続出塁をマークしたが、昨季からの連続盗塁成功が「38」でストップ。今季成績は打率.324、3本塁打、OPS1.057となっている。

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ベースボールキング編集部

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