○ フィリーズ 8-7 ドジャース ●
<現地時間4月6日 シチズンズ・バンク・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間6日のフィリーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。開幕から11試合連続出塁をマークしたが、シチズンズ・バンク・パークでの初本塁打は今年もお預けとなった。
フィリーズ先発は昨季11勝を挙げた左腕サンチェス。初回の第1打席はカウント1-2から内角低めに沈むチェンジアップで空振り三振を喫した。
3回表の第2打席も、カウント2-2から内角低めのチェンジアップで空振り三振。5回表の第3打席はカウント2-2から内角ボールゾーンへのシンカーにバットが空を切り、サンチェスに対して3打席続けて空振り三振に倒れた。
2点を追う7回表、無死一塁での第4打席は3番手右腕ロマノから四球を選んでチャンスメイク。続く2番ムーキー・ベッツが適時二塁打を放ち、三塁に進んだ大谷は4番テオスカー・ヘルナンデスの右犠飛で同点のホームイン。続く5番ウィル・スミスが適時二塁打を放ち、逆転に成功した。
再び逆転を許し、1点ビハインドの9回表、先頭での第5打席は6番手右腕アルバラードと対戦。カウント0-1から内角99.5マイル(約160.1キロ)のシンカーで打ち取られて一ゴロ。ドジャースは逆転負けを喫し、今季初のカード負け越しとなった。
この試合の大谷は4打数無安打、1四球、3三振という内容で2試合連続のノーヒット。キャリア通して未だ本塁打を打っていないフィラデルフィアでの今季遠征は計11打数1安打という成績に終わった。今季成績は打率.268、3本塁打、OPS.912となっている。