○ フィリーズ 8-7 ドジャース ●
<現地時間4月6日 シチズンズ・バンク・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースが今季初のカード負け越し。シチズンズ・バンク・パークでは2023年から3年連続の負け越しとなった。
1勝1敗のタイでカード最終戦を迎えたドジャースは初回、テオスカー・ヘルナンデスの3号2ランで幸先良く先制。援護を持ってマウンドに上がった先発タイラー・グラスノーは2回まで無失点と上々の立ち上がりを見せた。
しかし3回裏、強まる雨とともにグラスノーの制球が悪化。先頭から3者連続四球で無死満塁とすると、3番ハーパーの適時打、自身の暴投で2点を失った。続く4番ケプラーにも四球を与え、再び満塁としたところで降板。2番手左腕アレックス・ベシアが5番カステラノスに2号逆転グランドスラムを浴び、この回一挙6失点を喫した。
4点を追う展開となった打線はテオスカー・ヘルナンデスが4回表に4号ソロ、5回表には適時二塁打を放って反撃。そして7回表、ムーキー・ベッツの適時二塁打で1点差に詰め寄ると、テオスカー・ヘルナンデスの4打席連続打点となる右犠飛で同点に。さらに、ウィル・スミスが右越えの適時二塁打で続き、逆転に成功した。
ところが逆転直後の7回裏、5番手右腕ブレーク・トライネンが一死一、二塁とピンチを背負うと、6番ストットの適時打で同点に追いつかれ、7番ソーサの三ゴロが併殺崩れとなる間に再逆転。打線は8回表、9回表とパーフェクトに抑え込まれ、今季2敗目を喫した。