◆ 今季の強さを象徴する攻撃に館山氏「オープン戦は何だったんだ」
パ・リーグ首位のオリックスは9日、ソフトバンクとのカード2戦目を9-10で落とし、今季初の連敗を喫した。7回まで6-2とリードするも、8回・9回に救援陣が打ち込まれ、2イニングで8失点し6-10と点差を広げられた。しかし9回裏、一死一塁から麦谷祐介と廣岡大志の安打で満塁のチャンスを作ると、代打・紅林弘太郎の犠飛で1点を加え、さらに中川圭太の適時二塁打で2点を奪い、最後までソフトバンクを追い詰めた。
今季の強さを象徴するような最終回の攻撃に、9日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』でも注目が集まった。
高木豊氏が「最終回、あれだけのショックがありながら1点差まで迫っていった。今年のオリックスは本物なのかどうか」と問いかけると、館山昌平氏は「逆転するのではという雰囲気がいっぱいあった」と語り「オープン戦は何だったんだという話。あれだけ打率が上がってこない人がいっぱいいた中で、ふたを開けてみたら皆繋がる」と驚きの声を上げた。高木氏は「何かだまされたような気もするが、でも本物ということでいいね」と頷いた。
岩本勉氏が「不思議なくらい皆が振れている。こういう時、皆が調子を下げるということはないのか」と語ると、高木氏は「一気に下がることもあるけど、また上がる。本物だ」と主張した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』