◆ 高卒4年目・期待の左腕への評価は「和田毅さんと内海哲也さんを足して2で割ったような」
西武は9日、ロッテとのカード2戦目を2-0で勝利し、連敗を2で止めた。先発の菅井信也はロッテ打線を2安打に抑え込み、6回86球・6奪三振3四球無失点で今季初勝利を挙げた。
高卒4年目左腕の好投に、9日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した高木豊氏が「直球が走っているし、何といっても2安打に抑えた。西口監督はキャンプから本当に期待していた投手なので、嬉しかったと思う。良い投手が出てきた」と称賛すると、岩本勉氏は「昨年も本当に持っているポテンシャルの大きさを見せてくれたが、今日は立ち上がりは結構ふわふわだった。自分で自分をうかがって、打者を向く前に自分を振り返っている菅井がいたが、1つのストライク、1つのアウトでどんどん試合に入っていき、最後は強い投手になっていた」と分析した。
さらに館山昌平氏は、菅井の特徴について「直球の軸が良い。150kmを超える球はあまりないが、和田毅さんと内海哲也さんを足して2で割ったような、そういう投手になりそうな気がする。スケールも大きく、打者は球の出どころが見にくいだろうし、直球の質も良さそう。四球が多かったのが少し心配なので、そこさえできれば」と評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』