10日に行われた、オリックスとソフトバンクとの試合(京セラD大阪)は、4時間20分の熱戦を繰り広げるも引き分けに終わった。
オリックスは先制を許すも、5回裏に若月健矢のソロが飛び出し同点に追いつく。投げては先発のエスピノーザが7回118球、9奪三振、1失点と粘りのピッチングで試合を作った。
10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』では、試合を作る粘りのピッチングを魅せたエスピノーザが話題に。この日解説として出演していた江本孟紀氏は「コントロールが悪そうで悪くないんです。変化球がほとんどですけど、うまいことストライクからボールになる球を両サイド含めて投げて、追い込んだらインコースに変化球を投げていくといった投球で、ピッチングを割と知っていますよね」とエスピノーザの変化球の使い方を評価。
同じく解説で出演していた平松政次氏は「エスピノーザを昨年見たときに、悪いところが一つもないと思ったんですよ。投げ方もスムーズに投げてくるし、コントロールもいいしストレートもキレがある。なぜ7勝しかしなかったんだと思いました」と話すと、
続けて「見てますとね、勝ちに欲がない。勝てば13勝くらいできるピッチャーですよ、無駄のない良いピッチャーですし。他の外国人投手よりエスピノーザの方がはるかに良い」と言及し、「もう少し欲を持てば、最多勝を獲れるピッチャーだと思います」と今後の投球に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』