11日の阪神-中日の試合(甲子園)で、3回表に村上頌樹が投げたワンバウンドのボールが、捕手・坂本誠志郎のプロテクターの中に入ってしまい、ワイルドピッチと宣告された珍しいプレーがあった。
実は捕手のプロテクターにボールが入ってしまった場面はこれが今シーズン2度目。1度目は3月30日のソフトバンク-ロッテ(みずほPayPayドーム)の試合で、ボールが捕手・海野隆司の防具に挟まり走者が進塁する場面があった。
この短期間で珍しいプレーが2度も起きていることについて、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷繁元信氏は「これはですね、上半身のプロテクターをもっと密着させるか、もっと上にあげないと絶対入るんですよ。今の選手は結構、隙間をあけるんですよ。密着させてると当たった時に痛いので、それを防ぐためにあけてるんですよね」と言及し、
続けて「隙間をあけてると、衝撃で目の前に“ポトッ”とボールは落ちるんですけど、こういったプレーが起きてしまう。なので捕手は“ピタッ”としっかり防具を着けましょう」と笑みを浮かべながら話をした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』