● ヤンキース 1-9 ジャイアンツ ○
<現地時間4月11日 ヤンキー・スタジアム>
サンフランシスコ・ジャイアンツがヤンキースとの敵地3連戦に先勝。李政厚(イ・ジョンフ)外野手(26)が今季1号の先制本塁打を放った。
雨天により試合開始が遅れたこの試合はジャイアンツがいきなり5点を先制。初回、3番の李政厚が1号3ランを右翼スタンドへ運ぶと、さらに連続四球で走者を溜め、6番ラモンテ・ウェイドJr.の2点適時二塁打でリードを拡大。ヤンキースの先発右腕ストローマンを初回でノックアウトした。
5回表にも3つの四球で一死満塁と好機を作ると、8番パトリック・ベイリーの2点適時二塁打など3点を追加した。続く6回表にも押し出し四球で得点し、この試合11四球と大荒れのヤンキース投手陣からわずか6安打で9得点。スコア9対1となったところで雨天により試合が中断し、そのままジャイアンツがコールド勝ちを収めた。
なお、大量援護を貰った先発左腕ロビー・レイは4回で98球を要し、4四球と悪天候に苦しんだものの、強力ヤンキース打線を1点に抑え込み、今季3勝目をマーク。2021年サイ・ヤング賞の実績を誇る左腕が開幕から無傷の3連勝と好スタートを切っている。