西武は12日、日本ハムとの試合(エスコンF)に2-1で勝利。27イニングぶりに得点を挙げるなど、接戦をモノにした。
両チーム無得点のまま迎えた8回、先頭・外崎修汰の右前打をきっかけに一死二・三塁のチャンスを作ると、9番・源田壮亮のセカンドへの適時内野安打で先制し、9回にも平沼翔太の適時打で追加点を挙げた。投げては先発の隅田知一郎が8回89球、無失点の好投を披露した。
9日のロッテ戦(大宮)以来の得点を挙げるなど接戦を制した西武について、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は「隅田がこれだけのピッチングをしてましたからね、それはね打線の方も黙っちゃいないですよ。西武は若手がしっかりと育ってきているなと思いますよ。ルーキーの渡部は足首を痛めちゃいましたけど、長谷川や西川も良くなってきてますし、そこに源田、おかわり君(中村剛也)と、ベテランもしっかり支えていますからね」とコメント。
同じく解説者の斎藤雅樹氏は、源田の一塁へのスライディングについて「いつも点数が取れない、取れないと言われているでしょうから。このプレーはね、何としても点数取るぞという気迫が感じられましたよね」とこの試合で3安打を放った源田の執念を称えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』