先発登板した千賀滉大(写真=GettyImages)

● アスレチックス 0-8 メッツ ○
<現地時間4月13日 サター・ヘルス・パーク>

 ニューヨーク・メッツが敵地カード最終戦を制し、4カード連続の勝ち越しに成功。先発登板した千賀滉大投手(32)は7回無失点と好投し、今季2勝目をマークした。

 昨季チームメイトだった右腕セベリーノとの投げ合いとなったこの試合。千賀は初回、先頭打者バトラーに二塁打を浴び、いきなり得点圏に走者を背負うも、2番ルーカーをフォークで空振り三振。さらに、3番ソダーストロムを左飛、4番ランゲリアーズを遊ゴロに打ち取り、立ち上がりのピンチを切り抜けた。

 2回裏には味方の失策により先頭出塁を許したが、三塁手ブレット・ベイティーの好守により併殺打とし、ピンチの芽を摘んだ。続く3回裏にも先頭から連打を浴びて無死一、二塁とピンチを招くも、2番ルーカーを三ゴロ併殺打、好調の3番ソダーストロムを中飛に抑え、この回も無失点に抑えた。

 4回裏も二死二塁のピンチを無失点で凌ぎ、5回裏にはこの試合初めての三者凡退を記録した。メッツ打線は続く6回表、千賀とバッテリーを組むルイス・トーレンスの適時打で1点を先制。援護を貰った千賀は今季自身最長となる6回裏もゼロを刻んだ。

 千賀は7回裏にも続投し、一死から7番ブラウンをフォークで空振り三振。8番ウルシェラに対しては、この試合最速97.6マイル(約157.1キロ)のフォーシームを外角低めいっぱいに投げ込み、見逃し三振で三者凡退。この回限りでマウンドを降りた。

 メッツはアスレチックスのブルペン陣を攻め立て、6回表から4イニング連続で得点。投げては2番手左腕A.J.ミンター、3番手右腕マックス・クラニックが完封リレーを演じ、今季チーム10勝目を飾った。

 この試合の千賀は7回79球を投げて4被安打、2四球、4奪三振、無失点という投球。今季初登板となったマーリンズ戦で黒星を喫したものの、同戦の5回から計13イニング連続無失点と好投を続けて2連勝。今季成績を2勝1敗、防御率1.06としている。

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ベースボールキング編集部

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