◆ 先発ローテーションの柱が今季絶望
シカゴ・カブスのジャスティン・スティール投手(29)が左肘屈筋腱と内側側副靭帯の修復手術により今季残りシーズンを全休する見込みとなった。現地時間13日、クレイグ・カウンセル監督が米複数メディアに明かしている。
スティールは2023年に16勝を挙げてブレークを果たすも、昨季は左太ももの肉離れ、左肘腱炎と2度の負傷離脱により、わずか5勝に止まった。今季は東京開幕シリーズの2戦目で先発を務め、米国に戻ってからは3連勝を記録。3勝1敗、防御率4.76と好スタートを切っていたが、現地7日のレンジャーズ戦後に左肘腱炎を負い、負傷者リストに入っていた。
ナショナル・リーグ中地区の首位に立ち、5年ぶりのポストシーズン進出を目指すカブスにとって、手痛い離脱となった。当初スティールの先発登板が予定されていた現地13日のドジャース戦では、昨季12勝の右腕コリン・レイが今季初の先発マウンドに上がる。