● ヤンキース 4-5 ジャイアンツ ○
<現地時間4月13日 ヤンキー・スタジアム>
サンフランシスコ・ジャイアンツがヤンキースとの敵地3連戦を勝ち越し。李政厚(イ・ジョンフ)外野手(26)が2本塁打を放つ活躍を収めた。
カード勝ち越しを懸けたこの試合。エース右腕ローガン・ウェブが立ち上がりに3点を失うも、李政厚が4回表に反撃開始の一発。ヤンキース先発の左腕ロドンのスライダーをすくい上げ、2号ソロを右翼スタンドに運んだ。
そして2点を追う6回表、李政厚が一死一、二塁の好機で第3打席を迎えると、ロドンの浮いたカーブを振り抜き、再び右翼スタンドへの3号逆転3ラン。自身初の2打席連発、今カード3発目となる本塁打でチームを逆転勝利に導いた。
韓国球界で活躍した李政厚は6年1億1300万ドルの大型契約でジャイアンツに入団するも、MLB1年目の昨季は左肩の負傷によりわずか37試合で終了。名誉挽回を図る今季は、ここまで14試合で打率.352、3本塁打、ナショナル・リーグトップのOPS1.130を記録し、好調ジャイアンツ打線を牽引している。