阪神は15日、坊っちゃんスタジアムで行われたヤクルトとの一戦で5-1で勝利した。
初回の攻撃、相手先発・奥川恭伸の立ち上がりを狙いたい阪神打線は1番・近本光司がフェンス直撃のツーベースでいきなりチャンスを作る。2番・中野拓夢は追い込まれながらも、きっちり一塁へゴロを転がす進塁打。一死三塁と形を作ると、勝負強さに定評のある3番・森下翔太が詰まりながらも二遊間を破るタイムリーで1点先制。1番から3番にかけての鮮やかな流れで先制するという初回の阪神の攻撃だった。
15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では初回の森下の打席に対し、解説を務めた平石洋介氏は「森下選手が引っかけてサードゴロ、ショートゴロ打ちたくないという気持ちが表れて、詰まりながらもヒットゾーンに運んだ。よくヘッド(の返しを)我慢したなと思いますね」とコメントした。
さらに、初回の打線の流れについては「素晴らしかったと思います。まずツーベースで出て、中野選手がきっちり引っ張って進塁打。そこで3番の森下選手が返す。なにより森下選手で1点取ったっていうのが良い流れですよ。このへんは技術もそうなんですけど野球をしっかり知っているなと感じます」と称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』