○ ドジャース 6-2 ロッキーズ ●
<現地時間4月15日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区ロッキーズに2連勝。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、イチロー氏に続いて日本人2人目となるMLB通算150盗塁を達成した。
ロッキーズ先発は5年目右腕フェルトナー。初回の第1打席は内角へのフォーシーム、スライダーで追い込まれ、最後は外角低めのチェンジアップにバットが空を切り、三球三振を喫した。
1点リードの3回裏、先頭での第2打席はフルカウントから四球を選んで出塁すると、3番フレディ・フリーマンへの2球目で二塁を陥れ、MLB通算150個目となる盗塁でチャンスメイク。その後、4番ウィル・スミスが2号3ランを放つなど、リードを5点に拡大した。
3回裏、二死満塁で再び打席が回ってきた大谷は、2番手右腕バードの登板第1球を狙うも二ゴロ。6回裏の第4打席は3番手左腕アレクサンダーに対し、カウント2-2から外角のシンカーで空振り三振に倒れた。
8回裏、無死一塁での第5打席は5番手右腕ハルボーセンと対戦し、カウント0-2から外角ボールゾーンのスプリットに手を出して二塁封殺の遊ゴロ。それでも、一塁に残った大谷は二死二塁と得点圏に進み、3番フリーマンの左前適時打で本塁に生還。無安打ながら2度の得点を記録した。
ドジャースは先発右腕ランドン・ナックは5回投げ切れず2点を失うも、2番手左腕ジャック・ドレーヤーが1回2/3で4三振を奪うなど好リリーフを見せて今季2勝目を獲得。終盤をブルペン3投手が無失点リレーで繋ぎ、『ジャッキー・ロビンソン・デー』で4カードぶりとなるカード勝ち越しを飾った。
この試合の大谷は4打数無安打、1四球、2三振、2得点、1盗塁という内容。今季成績は打率.280、5本塁打、5盗塁、OPS.899となっている。