〇 ドジャース 9-2 パイレーツ ●
<現地時間4月27日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間27日のパイレーツ戦に「1番・指名打者」でフル出場。今季初となる2試合連続のマルチ安打を記録し、2連勝に貢献した。
パイレーツ先発は5年目左腕ファルター。2点先制を許して迎えた1回裏の第1打席は2球で追い込まれながらも、フルカウントからの8球目で四球を選んで出塁。4番フレディ・フリーマンの同点2点適時打など4得点を挙げる逆転機を演出した。
2点リードの2回裏、一死一塁での第2打席はカウント2-0から内角のシンカーを引っ張り、打球速度113.3マイル(約182.3キロ)の右翼線二塁打でチャンスメイク。続く2番ムーキー・ベッツの犠飛で追加点を挙げた。
4回裏の第3打席はカウント2-2から高めボールゾーンのつり球フォーシームに手を出して空振り三振。5回裏、二死一、二塁の好機で迎えた第4打席は、2番手右腕ニコラスに対してカウント2-2から内角低めへのスライダーで2打席連続の空振り三振に倒れた。
大量7点リードの7回裏、一死走者無しでの第5打席は3番手右腕ホルダーマンと対戦。カウント1-0からど真ん中のカットボールを捉え、一二塁間を破る右前安打を放った。
この試合の大谷は4打数2安打、1得点、1四球、2三振という内容で、3長打を放った前日の試合に続いて複数安打をマーク。今季成績を打率.286、6本塁打、OPS.908としている。