広島が5連敗を喫した。先発の大瀬良大地は0-0で迎えた6回、先頭打者の吉川尚輝に四球を与えると、二死後、甲斐拓也にも四球で一、二塁としてしまう。続く増田陸にフルカウントからの6球目を捉えられレフトへ2点適時打を浴びた。打線は追いつきたいところだったが山﨑伊織、中川皓太、マルティネスのリレーの前に振るわず。これが決勝点となった。
30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、低迷している広島打線について議論。番組内では試合前時点の広島打線のデータが提示された。ホームでは打率.303、得点59に対して、ビジターでは打率.181、得点22(いずれも試合数12)という結果だった。
解説を務めた平松政次氏は「打率なんですよ。昨年も9月から急激に負けが始まった。打線がつながっていかないことが問題。ここ5試合はつながってきていない」とコメント。
同じく解説を務めた佐伯貴弘氏は「カープは移動が大変なチーム。その中で昨シーズンは夏場以降に気候で苦しんだというのがあった」と移動量の多さに着目。さらに広島打線のビジターの成績に注目し「なんとか上げていかないと苦しい。野球があまりにも変わってきている」とコメントした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』