阪神の4番がチャンスをものにした。6回、1点を追う無死満塁の場面。絶好の好機で打席が回ってきた佐藤輝明は初球からスイング。甘いコースに来たスライダーをしっかり捉え、逆方向のレフト前へライナーで弾き返した。三塁走者1人が生還する同点タイムリーを放った佐藤は、巨人・岡本和真を抜く24打点目を挙げ打点トップ。本塁打と打点で二冠となった。
30日放送のCSフジテレビONE「プロ野球ニュース」では4番に入った佐藤の好調ぶりに注目が集まった。番組MCの高木豊氏が「4番に入ってから軽打ができるようになった」と指摘すると、同番組に出演した佐伯貴弘氏は次のように解説した。
「軽打のように見えるんですが実は強く振れている。カウントダウンのような感じで振っている。今までは100で振って80で当たってしまっていた。今は0から振り始めて100で当たる。軽く見えるようなスイングなんですがインパクトは強い。だから打球の当たった音が強い。爆発音みたいな音が鳴っている」
軽く振っているようで飛ぶ佐藤のスイングの謎を分析していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』