● レンジャーズ 1-13 マリナーズ ○
<現地時間5月2日 グローブライフ・フィールド>
シアトル・マリナーズが同地区カード初戦を大勝。カル・ローリー捕手(28)が2打席連続本塁打を放ち、本塁打ランキング単独トップとなる12号本塁打を記録した。
マリナーズはスコアレスで迎えた4回表、この回先頭のローリーがレンジャーズ先発の右腕ライターの初球スライダーを振り抜き、右翼スタンド中段へ11号先制ソロ。打球速度110.7マイル(約178.2キロ)、飛距離432フィート(約132メートル)の豪快な一発を放ち、この時点でMLB単独トップに浮上した。
さらに続く5回表、一死満塁の好機で第3打席を迎えたローリーは、先発ライターの投じた低めボールゾーンへ落ちるカーブをすくい上げ、再び右翼スタンドへ12号グランドスラム。今季2度目となるマルチ本塁打をマークした。
ローリーの活躍に引っ張られるかのように、マリナーズ打線は先発全員安打の17安打、13得点と打線爆発。投げては先発右腕ブライアン・ウーが7回途中無失点と好投し、チームトップの4勝目をマークした。チームは今季最長の5連勝を収め、アメリカン・リーグ西地区の首位をキープしている。