中日の根尾昂が3日の広島戦(マツダスタジアム)で今季初登板。1イニングを三者凡退に抑える好投を見せた。
8回から登板した根尾は、先頭・中村奨成を149キロのストレートで三邪飛に打ち取ると、続く菊池涼介はフォークで遊ゴロ、小園海斗にはフルカウントから低めフォークで空三振に抑え、パーフェクト投球を見せた。
根尾の投球について、3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は「やっと1軍に上がってきましたね。ファームでは1イニングずつしか投げてないですけど、これからイニング数も増えてくると思うので、それで結果が良ければ先発もアリかなと、そういった期待をしてますよ」とコメント。
同じく番組に出演した笘篠賢治氏は「僕は前から思っていたんですけど、根尾君はマウンドさばきと言うか、マウンドの表情だとか、ちょっと自分の世界に入りすぎているように見えるんですよね。“自分の世界”というような、それが見えてしまっているので、もっと周りの空気を感じながら、自分の表現というか、若いのでガッツポーズじゃないですけど、しちゃっていいと思います。そしたらもっと盛り上がると思います」とマウンドでの振る舞い方について言及した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』