◆ 元サイ・ヤング賞右腕からまた一発
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間5日のマーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席で9号本塁打を放った。
マーリンズ先発は2022年のサイ・ヤング賞右腕アルカンタラ。初回の第1打席はカウント2-2から内角のフォーシームで空振り三振。3回表の第2打席はフルカウントから四球を選んで出塁し、続く2番ムーキー・ベッツへの初球で今季10個目の盗塁に成功。3番フレディ・フリーマンの7号2ランで本塁に生還した。
そして3点リードの5回表、豪快な一発が飛び出した。無死一塁で第3打席に入ると、走者の金慧成が二塁への盗塁に成功。チャンスを迎えた大谷は、フルカウントからゾーンど真ん中のフォーシームを振り抜き、今季MLB最速となる打球速度117.9マイル(約189.7キロ)の弾丸ライナーを右中間スタンドへ。現地4月29日の前回対戦に続いてアルカンタラから本塁打を放ち、貴重な追加点を奪った。