● マーリンズ 4-7 ドジャース ○
<現地時間5月5日 ローンデポ・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースがマーリンズとの敵地3連戦を先勝。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、9号本塁打を放つなど活躍を収めた。
ドジャースは初回、4番テオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打で幸先良く1点を先制。3回表には、大谷が四球と盗塁で好機を演出し、フレディ・フリーマンのMLB通算350号本塁打となる7号2ランで追加点。2022年のサイ・ヤング賞右腕アルカンタラから序盤で3点をリードした。
5回表には、初スタメンの金慧成がMLB初安打となる左前安打で出塁。さらに、今季2個目の盗塁でチャンスを作ると、大谷が今季MLB最速となる打球速度117.9マイル(約189.7キロ)の弾丸ライナーを右中間スタンドへ叩き込んで9号2ラン。続く6回表には、金が適時打でMLB初打点を挙げ、リードを拡大した。
投手陣はオープナー起用の左腕ジャック・ドレーヤーが打者4人をパーフェクトに抑える好スタートを切り、7投手のブルペンデーで逃げ切り。中盤4イニングを消化した2番手右腕ベン・カスパリアスがチーム最多タイの4勝目、最終回を締めたカービー・イェイツが今季初セーブを記録している。
この試合の大谷は4打数1安打、1本塁打、2打点、2得点、1四球、2三振という内容。昨季「50本塁打-50盗塁」を達成したマイアミで今季も躍動し、5年連続となるシーズン2桁盗塁をマーク。今季成績を打率.292、9本塁打、10盗塁、OPS.984としている。