先発登板したエンゼルス・菊池雄星(写真=GettyImages)

○ エンゼルス 5x-4 ブルージェイズ ●
<現地時間5月7日 エンゼル・スタジアム>

 ロサンゼルス・エンゼルスがブルージェイズに連勝し、6カードぶり勝ち越し。先発登板した菊池雄星投手(33)は6回1失点という投球で勝敗付かなかった。

 昨季7月にトレード移籍して以来、初めて古巣ブルージェイズとの対戦を迎えた菊池。初回、連打を浴びて一死一、二塁とピンチを背負ったが、4番スプリンガーを三ゴロ併殺打に打ち取り、立ち上がりを無失点で切り抜けた。

 2回表を三者凡退とし、3回表には二死一、三塁と再びピンチを招くも、3番サンタンダーを中飛に打ち取って先制点を阻止。4回表、5回表とともに2三振を奪いながら三者凡退を続け、打線の援護を待った。

 エンゼルス打線は初回に無死一、三塁の好機を作るも、3番テーラー・ウォード、4番ホルヘ・ソレアが連続三振を喫し、一塁走者の盗塁失敗で先制ならず。5回裏には一死満塁と絶好機で再び中軸を迎えたが、ウォードが見逃し三振。続くソレアも三ゴロに倒れ、菊池を援護することはできなかった。

 スコアレスの6回表、菊池は一死から2番ゲレロJr.に二塁打を浴び、3番サンタンダーの中前適時打で先制点を献上。さらに、暴投で一死二塁とピンチが続いたが、4番スプリンガーを空振り三振、5番カークを遊ゴロに打ち取り、最少失点で踏みとどまった。

 エンゼルスは先制を許した直後の6回裏、6番ヨアン・モンカダが2号同点ソロを放ち、菊池の黒星は帳消しとなった。ところが7回表、2番手左腕リード・デトマーズが3連打を浴びて勝ち越しを許すなど、一死も奪えず3失点。アメリカン・リーグワースト防御率のブルペン陣がこの試合も誤算となった。

 それでも2点を追う9回裏、ブルージェイズの守護神ホフマンから一死満塁の好機を迎えると、4番ソレアが左翼線を破る走者一掃タイムリーを放ってサヨナラ勝ち。劇的な逆転勝利を収め、チームとして約1ヶ月ぶりとなる連勝を飾った。

 この試合の菊池は6回91球を投げて5被安打、1四球、6奪三振、1失点という投球。4試合ぶりに6イニングを投げ抜いてクオリティ・スタートを達成したが、今季8戦目でも移籍後初勝利を飾ることはできず。今季成績は0勝4敗、防御率3.83となっている。

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ベースボールキング編集部

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