○ ダイヤモンドバックス 5-3 ドジャース ●
<現地時間5月8日 チェイス・フィールド>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間8日のダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でフル出場。第5打席で2試合ぶりとなる11号本塁打を放った。
ダイヤモンドバックス先発はナ・リーグ最多タイ5勝を挙げている右腕ファート。初回の第1打席はカウント1-0から低めのシンカーを振り抜くも中直。3回表の第2打席はカウント0-1から低めのチェンジアップで左飛に打ち取られた。
4点先制を許した直後の5回表、第3打席はカウント1-1から内角のフォーシームを捉えるも、二塁手マルテの好守備に阻まれ、二ゴロに終わった。5点ビハインドの7回表、二死一塁での第4打席は2番手左腕ビークスと対戦。カウント1-2から内角低めのチェンジアップで空振り三振に倒れた。
3点ビハインドの9回裏、二死走者無しでの第5打席は4番手右腕ギンケルと対峙し、フルカウントから真ん中付近に入ったフォーシームを振り抜いて右中間スタンドへの11号ソロ。打球速度112.9マイル(約181.7キロ)、飛距離426フィート(約130メートル)の一発を放ったが、続く2番ムーキー・ベッツが凡退し、同地区4連戦の初戦を落とした。
この試合の大谷は5打数1安打、1本塁打、1打点、1得点、1三振という内容で今季成績は打率.296、11本塁打、OPS1.032。6試合連続安打、同期間で4本塁打と好調をキープし、ナショナル・リーグ本塁打部門トップに立つフィリーズのシュワーバーまで1本差に迫っている。