● ナショナルズ 0-10 カージナルス ○
<現地時間5月9日 ナショナルズ・パーク>
セントルイス・カージナルスが敵地9連戦を白星発進。ラーズ・ヌートバー外野手(27)は「1番・左翼手」でフル出場し、2試合連続安打を含む2出塁を記録した。
カージナルスは初回、先頭打者ヌートバーの四球出塁から一死満塁の好機を作り、5番ウィルソン・コントレラスの2点適時二塁打で幸先良く2点を先制。3回表から3イニング続けて犠飛で追加点を挙げるなど、しぶとい攻撃で試合の主導権を握った。
打線は8回、9回と終盤にも追加点を奪い、最終的に10得点の大勝。投げては先発右腕エリック・フェディが9回を投げ抜き、6被安打、無四球、8奪三振でキャリア初完投・初完封をマーク。109球の熱投で打線の援護に応え、今季3勝目を挙げた。
今季最長の6連勝を飾ったカージナルスは、最大5つあった負け越しを完済し、現地4月4日以来となる貯金1を獲得。ナショナル・リーグ中地区の単独2位に浮上し、同日の試合に敗れた地区首位カブスまで2.5ゲームに迫っている。
この試合のヌートバーは5打数1安打、1四球、1得点、1三振という内容で、先制のホームを踏むなど勝利に貢献。2試合連続安打をマークし、今季成績を打率.245、5本塁打、OPS.774としている。