阪神は10日、中日との試合(甲子園)に2-0で勝利。先発の村上頌樹が9回98球無失点のマダックスを達成した。
7安打は打たれるも要所をしっかりと締めた村上の投球について、10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「立ち上がりは良くなかったんですよ、変化球が高い間に捕まって。森下が好返球でアウトにしてくれたので、2回から尻上がりで、ゴロを打たせたい時にはタイミングを変えて。先頭は出したりはしましたけど、そのあと確実に低めに投げてゴロを打たせて、守ってても危なげない投球で、野手も『俺のところ来いよ』という感じで守れる、そういう内容でしたよね」と高評価。
同じく番組に出演した解説者の田尾安志氏は「無四球ですからね。狙った所にきっちりと投げ切りましたよね。去年は悪くはなかったですけど11敗ですから、村上としては考えられない数字だったんですけど、何が違ったかというとボールのキレだと思うんですよ。今季は、また一昨年のようなボールになってきたなと感じました」と最優秀防御率を獲得した2023年の姿に戻ってきたと分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』