● ロッキーズ 0-21 パドレス ○
<現地時間5月10日 クアーズ・フィールド>
サンディエゴ・パドレスが2連勝を収め、ロッキーズとの同地区カードを勝ち越し。勝率の差でドジャースを上回り、ナショナル・リーグ西地区の首位に再浮上している。
前日の試合で今季最多13得点を記録したパドレス打線がこの試合も爆発。初回、4番ジャクソン・メリルの先制適時打、7番ギャビン・シーツの5号2ランなどいきなり5点を奪うと、2回表に1番ルイス・アラエスの適時打、3回表に6番ジェーク・クロネンワースの3号ソロで順調にリードを拡大。4回表には8番ジェーソン・ヘイワードの2号3ランなど一挙8得点の集中打を浴びせ、早くも試合を決定付けた。
5回表には5番ザンダー・ボガーツの2号ソロ、2番フェルナンド・タティスJr.の9号3ランで4点を追加。続く6回表にも代打テーラー・ウェイドが適時打を放ち、20点目に到達した。8回表にもダメ押しの21点目を挙げ、わずか一夜にして今季最多得点を大幅に更新。球団最多記録に並ぶ24安打の猛攻で大勝を収めた。
投げては今季2年目の先発右腕ステファン・コレックが104球で9回を投げ切り、5被安打、2四球、7奪三振と好投。キャリア初完投で完封勝利を飾り、今季2勝目を手にした。今月に入ってから先発ローテーションに加わった右腕は計14回1/3で未だ無失点。リリーフ起用だった昨季を含め、無傷の5連勝を記録している。