広島が12回にわたる熱戦を制しサヨナラ勝ち。これで巨人を抜き2位に浮上。貯金を「2」とした。
打線は初回、一死満塁のチャンスを作ると、坂倉将吾が押し出し四球を選び先制する。さらに2回には中村奨成、4回には末包昇大がソロを放ち、リードを広げる。それでも2点差とされ8回、4番手のハーンがキャベッジに被弾し同点に追いつかれる。試合はそのまま延長戦に突入し、両チーム無得点のまま12回裏、広島の攻撃を迎える。2安打で一死一、三塁のチャンスを作ると、最後にはモンテロがセンター前に落ちるヒットでサヨナラ勝ちを決めた。
広島打線はこの試合で7試合連続の2ケタ安打を記録。安打を量産している打線に対して、13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では解説陣が注目している選手を挙げた。
大矢明彦氏は1番を担う中村奨成に注目。「上位打線が切れ目がなくなっているという中で中村がすごく良いはたらきをしている。中村が出塁することでクリーンアップの打点につながっている」と中村のつなぐバッティングを評価した。
対して、齊藤明雄氏は4番を担う末包昇大に注目。「昨年はあまり打線の安定感がなかったが、今年は末包の存在が大きい。末包が4番としてどっしり座ってるので他の選手も安心してついていけている」と打点リーグ2位をマークし、4番として機能する末包を称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』