◆ 先発の大津は5回途中66球で降板「同点で代えられるのが一番納得いかない」
ソフトバンクは14日、西武とのカード第2戦を3-1で落とした。同点で迎えた5回、先発の大津亮介が一死から四球で走者を出し、その後二死一塁とするも安打を放たれ、二死一・三塁となり降板。2番手の尾形崇斗に代わるも、尾形が適時打を打たれ、西武に勝ち越しを許した。
先発の大津を66球で降板させるも、早めの継投が裏目に出たソフトバンク。この采配に対し、14日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の出演者からは疑問の声が相次いだ。
斎藤雅樹氏が「チーム事情もあるので、例えば怪我とか球数制限とかあれば話は別だが、そうでないのであれば先発投手として出たからには、同点の場面で代えられるのが一番納得いかないと思う。あれが抑えたか打たれたかは分からないが、勝負の決着をつけてから代えてもらうというのが、先発投手としてはよかった」と解説すると、高木豊氏は「打者目線から言うと、大津の方が多彩だから考えることが多い。尾形の方が力勝負で来るなと的は絞りやすかったと思う」と分析した。
さらに谷沢健一氏は「(四球となった)抜けた球が、ベンチで継投に走るという一球となった」と推測し、高木氏は「大津がずっと投げられるようになるには、本当に信頼を得るしかない。頑張ってほしい」と語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』