○ フィリーズ 2-1 カージナルス ●
● フィリーズ 7-14 カージナルス ○
<現地時間5月14日 シチズンズ・バンク・パーク>
セントルイス・カージナルスが昨季の東地区王者フィリーズにカード勝ち越し。ラーズ・ヌートバー外野手(27)は第2戦で3試合ぶりとなる7号本塁打を放ち、勝利に貢献した。
ダブルヘッダー第1戦はカージナルスの右腕エリック・フェディ、フィリーズの左腕ヘスス・ルザルド両先発による投手戦に。カージナルスはスコアレスで迎えた7回表、8番ジョーダン・ウォーカーの適時打で1点を先制するも、直後の7回裏に回跨ぎの2番手左腕スティーブン・マッツが2失点。8回表にはヌートバーの先頭安打から一死二、三塁と好機を作ったが、同点に追いつくことはできず。今季最長の連勝が「9」でストップした。
第1戦と打って変わって、第2戦では打撃戦を展開。カージナルスは初回、1番ヌートバーの安打からチャンスを作って1点を先制。1回裏にエース右腕ソニー・グレイが5点を失うも、3回表にヌートバーの7号ソロ、7番アレク・バールソンの3号2ランなど5点を取り返した。3回裏にシュワーバーの15号ソロで一時同点に追いつかれたが、直後の4回表にウィンが5号ソロを放って再勝ち越し。9回表にはヌートバーの犠飛などダメ押しの追加点を挙げ、19安打、14得点の快勝を収めた。
カージナルスは連勝こそ止まったものの、今カードを2勝1敗で終え、4カード連続の勝ち越しに成功。一時は最大5の借金を抱えていたが、5月に入ってから10勝3敗と大きく巻き返しを見せ、地区首位カブスを追っている。
ヌートバーは2戦ともに安打を放ち、合計8打数3安打、1本塁打、2打点、2得点、1四球、3三振という内容。今季最長の7試合連続安打をマークし、成績を打率.256、7本塁打、OPS.810としている。