● カブス 1-3 マーリンズ ○
<現地時間5月14日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがマーリンズとの本拠地3戦目に惜敗。鈴木誠也外野手(30)は「3番・左翼手」でフル出場し、2試合ぶりの11号本塁打を放った。
2連勝でカード最終戦を迎えたカブスは、先発右腕ジェームソン・タイヨンが3本塁打を浴び、序盤からリードを許す展開に。それでも4回裏、先頭の鈴木がマーリンズ先発の左腕ウェザーズのチェンジアップを振り抜き、左中間スタンドへ11号ソロ。反撃の狼煙を上げる一発を放った。
2点を追う6回表には、一死から2番カイル・タッカーが二塁打を放つも、鈴木が空振り三振を喫して二死。その後、満塁とチャンスを広げたが、6番ニコ・ホーナーも空振り三振に倒れ、無得点に終わった。結果的に得点圏の好機がこの1イニングのみと打線が振るわず。地区2位カージナルスとの差が1ゲームに縮まっている。
この試合の鈴木は4打数1安打、1本塁打、1打点、2三振という内容。今季成績は打率.239、11本塁打、35打点、OPS.807となり、ナショナル・リーグ打点部門トップに立つピート・アロンソ(メッツ)まで1打点差としている。