先発登板したドジャース・山本由伸(写真=GettyImages)

◆ 今季5度目のクオリティ・スタート達成

 ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)が現地時間14日のアスレチックス戦に先発登板。6回3失点という投球で勝利投手の権利を持って降板した。

 前回登板に続いて中5日でのマウンドに上がった山本は初回、前日2本塁打の1番ウィルソンを遊ゴロに打ち取ると、2番ソダーストロム、3番ルーカーから連続三振を奪う好スタート。1回裏には大谷翔平が13号先頭打者アーチを放ち、先制点を挙げた。

 援護を貰った直後の2回表には、先頭の4番ランゲリアーズに安打を許したが、5番バトラー、6番アンドゥハーを連続三振。二死二塁で迎えた7番ブレデイを一ゴロに打ち取り、この試合最初のピンチを切り抜けた。

 しかし、2点リードの3回表、この回も先頭打者に安打を許すと、二死から2番ソダーストロムに甘く入った初球カーブを振り抜かれ、10号同点2ランを被弾。続く4回表には先頭打者を四球で歩かせ、一死から6番アンドゥハーに勝ち越しの適時二塁打を浴びた。

 なおも、二死二塁とピンチが続き、7番ウリアスには二遊間真ん中への鋭いゴロ打球を浴びたが、二塁手の金慧成がスライディングキャッチで処理し、一塁へ素早く好送球。バックの好守備により最少失点で切り抜け、続く5回表を三者凡退に抑えた。

 5回裏には金慧成がMLB初本塁打をなる1号ソロを放って試合を振り出しに。再び援護を貰った山本は6回表にも四球で先頭打者を塁に出したが、後続を打ち取って無失点とした。そして直後の6回裏、金の代打ミゲル・ロハスが勝ち越しの適時二塁打を放ち、山本に今季5勝目の権利が発生。1点リードの7回表からブルペン陣にバトンを託した。

 この試合の山本は6回88球を投げて4被安打、2四球、6奪三振、3失点という投球。前回登板では今季ワーストの5失点を喫し、この試合でも再三ランナーを背負ったが、粘りのピッチングで今季5度目のクオリティ・スタートを達成。今季9戦目を終え、防御率2.12を記録している。

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ベースボールキング編集部

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