● パドレス 1-6 マリナーズ ○
<現地時間5月18日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスがアメリカン・リーグ西地区首位マリナーズとの本拠地カードで3連敗。4番手として登板した松井裕樹投手(29)は一死も奪えず2失点を喫した。
パドレスは初回、1番フェルナンド・タティスJr.が12号先頭打者アーチを放って先制するも、先発右腕マイケル・キングが4回表に逆転を許すなど4失点。打線は今カードで得点圏21打数ノーヒットと振るわず、3試合続けてわずか1得点での敗戦を喫した。
3点ビハインドの9回表に登板した松井は、先頭の8番ムーアに対して9球粘られた末に四球を与えると、続く9番リバス、1番クロフォードにも制球定まらず。まさかの3者連続四球で投手交代が告げられた。その後、右腕アレク・ジェーコブが犠飛と適時打を浴び、松井に2失点が記録。4月23日以来、9登板ぶりの失点により防御率が「1.93」から「2.89」に急上昇した。
地区首位に立つドジャースがエンゼルスに3連敗を喫した中、パドレスも被スイープに終わり、ゲーム差を縮めることができず。一方で、地区3位のジャイアンツがアスレチックスに3連勝を収め、2位パドレスにゲーム差無しまで接近。ナショナル・リーグ西地区は上位3チームが1ゲーム差の中に犇めく事態となっている。