マルチ安打を記録したカージナルスのラーズ・ヌートバー(写真=GettyImages)

○ カージナルス 11-4 タイガース ●
<現地時間5月19日 ブッシュ・スタジアム>

 セントルイス・カージナルスが30球団最高勝率のタイガースに大勝。ラーズ・ヌートバー外野手(27)は「1番・左翼手」でフル出場し、攻守に渡る活躍で勝利に貢献した。

 ヌートバーは初回の第1打席、左腕ガンサーのスライダーを捉え、右中間突破の二塁打でチャンスメイク。2番メイシン・ウィンの連打で三塁に進むと、3番ブレンダン・ドノバンの適時打で先制点を挙げ、オープナー戦術を執ったタイガースの出鼻を挫いた。

 4回表には守備でも存在感を発揮した。エース右腕ソニー・グレイが一死から3番キースを左翼ファウルゾーンへのフライに打ち取ると、ヌートバーがフェンスに激突しながらジャンピングキャッチ。好守備に助けられたグレイは続く4番グリーンを空振り三振に仕留め、初回以来の三者凡退を記録した。

 2点リードで迎えた5回裏の第3打席では、2番手右腕モンテロから右前安打を放って先頭出塁。2番ウィン、3番ドノバンと再び3連打を浴びせて無死満塁の絶好機を作ると、4番ウィルソン・コントレラスの内野ゴロの間にヌートバーが3点目のホームイン。さらに野選、内野ゴロで走者を返し続け、タイムリー無しながら一挙3点を追加した。

 カージナルスは先発グレイが6回3被安打、10奪三振、無失点とタイガース打線を封じ込み、今季5勝目をマーク。7回裏には雨天中断を挟みながら集中打を浴びせ、8番ペドロ・パヘスの3号2ラン、ヌートバーの犠飛など一挙6得点。計16安打、11得点と打線が爆発し、タイガースとの3連戦で白星スタートを切った。

 この試合のヌートバーは4打数2安打、1打点、2得点、1三振という内容で2試合連続安打をマーク。直近7試合で4度のマルチ安打と好調をキープし、今季成績を打率.258、7本塁打、OPS.789としている。

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ベースボールキング編集部

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