● ドジャース 5-9 ダイヤモンドバックス ○
<現地時間5月19日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区4位ダイヤモンドバックスとのカード初戦に大敗。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、3試合ぶりの17号本塁打を放った。
先発マウンドに上がった左腕ジャック・ドレーヤーは初回、一死一、二塁から4番スアレスを右中間へのフライに打ち取るも、中堅手の金慧成が打球を見失い、右翼手のテオスカー・ヘルナンデスも間に合わず適時二塁打。不運な形で先制点を献上し、続く5番ネイラーの内野ゴロの間に2点目を失った。
2回表にも先頭安打から一死三塁とピンチを背負い、9番ペルドモの犠飛で3失点目。3回表から登板した右腕ランドン・ナックも3番グリエルJr.、6番モレノによる2度の2ラン被弾で4点を失い、序盤から大量7点リードを許す展開となった。
ナ・リーグ最多6勝の先発右腕ファートに苦しむ打線は4回裏、2番ムーキー・ベッツがチーム初安打となる7号ソロを放って反撃。6回裏には大谷が17号ソロ、ベッツが2打席連発の8号ソロと2者連続アーチを演じた。しかし、8回表に3番手右腕マット・サウアーがダメ押しの2失点。今季初の4連敗を喫した。
この試合の大谷は4打数1安打、1本塁打、1打点、1得点という内容で、2試合連続の安打と打点を記録した。5月17試合で10本塁打と数字を伸ばし続け、同日の試合で16号を放ったカイル・シュワーバー(フィリーズ)を突き放し、単独トップの座をキープ。今季成績を打率.312、17本塁打、10盗塁、OPS1.078としている。