○ レッズ 6-4 カブス ●
<現地時間5月24日 グレート・アメリカン・ボール・パーク>
シカゴ・カブスが同地区レッズとのカード2戦目に惜敗。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、5試合連続安打を記録した。
鈴木はレッズの先発左腕アボットに対して第1打席から併殺打、中飛と苦戦。それでも8回表の第4打席、前日の試合で安打を放った3番手右腕サンティランと対戦すると、甘く入ったフォーシームを捉えて左中間を破る二塁打でチャンスメイク。一死三塁となった後、5番ピート・クロー・アームストロングの犠飛で本塁に生還した。
3連勝中のカブスだったが、この試合は元ソフトバンクの先発右腕コリン・レイが誤算に。初回に2番デラクルーズの9号2ランで先制を許すと、中盤にも追加点を与えて今季ワーストの5回6失点。自身、チームともに連勝がストップし、今季1敗目を喫した。
4点ビハインドの6回裏は、元広島の右腕ライアン・ブレイシアが2番手として登板。東京開幕戦の直後に左足鼠径部を痛めて戦線離脱していたが、約2ヶ月ぶりの登板で1回無失点と好投を見せた。7回裏にはDeNAと西武でプレーし、この試合からメジャーに昇格した右腕ブルックス・クリスキーが今季初登板。終盤2イニングを無失点に封じ、2023年6月30日以来、694日ぶりのMLB復帰を果たした。
この試合の鈴木は3打数1安打、1四球という内容で、今季成績は打率.263、13本塁打、46打点、OPS.871。8回表にクロー・アームストロングの今季46打点目を演出したため、試合終了時点で2人並んでナショナル・リーグ打点部門のトップに立っている。