◆ 右肘手術後、ドジャース加入後の初マウンド
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間25日、敵地シティー・フィールドで行われるメッツとの試合前練習にてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。
エンゼルス所属時の2023年8月23日以来、641日ぶりのマウンドに上がった。金慧成、ダルトン・ラッシングらと5打席対戦し、安打性の当たり1本と投ゴロ、1四球、2奪三振という投球。直球にスプリットやスイーパー、シンカー、カットボールの変化球も交えて計22球を投じ、最速97マイル(約156キロ)を計測したという。
大谷は2023年9月に自身2度目となる右肘手術を受け、ドジャース加入1年目の昨季は打者に専念。昨季途中からリハビリを進めていたが、ワールドシリーズで左肩の亜脱臼を負い、シーズン終了後の11月に左肩関節唇の修復手術を受けた。今春のスプリングトレーニングからブルペン投球を再開し、打者との対戦は今回が初。7月中旬のオールスターゲーム後、シーズン後半戦での投手復帰が見込まれている。