今季5勝目を挙げたメッツ・千賀滉大(写真=GettyImages)

○ メッツ 3-1 ドジャース ●
<現地時間5月25日 シティ・フィールド>

 ニューヨーク・メッツが昨季王者ドジャースとの本拠地3連戦に勝ち越し。先発登板した千賀滉大投手(32)は6回途中1失点という投球でチーム最多に並ぶ今季5勝目を挙げた。

 昨季のリーグ優勝決定シリーズの再戦となった今カード。この試合まで防御率1点台と好投の続く千賀だったが、先頭打者の大谷翔平に2球目のフォーシームを振り抜かれ、いきなり18号先制ソロを浴びた。さらに、無死二、三塁とピンチを背負い、4番スミスに中飛を打たれるも、中堅手タイロン・テーラーが好返球で三塁走者ベッツの生還を防いで併殺に。続く5番テオスカー・ヘルナンデスを見逃し三振に仕留め、初回を最少失点で切り抜けた。

 メッツは直後の1回裏、4番ピート・アロンソの10号ソロですぐさま逆転に成功。援護を貰った千賀は2回、3回と三者凡退を続け、4回表には二死一、三塁のピンチを無失点で切り抜けた。続く5回表にも二死満塁と走者を溜めたが、4番スミスを三ゴロに打ち取ってリードを死守。再三ピンチを背負いながらも、粘りのピッチングで先制被弾以降は得点を与えず、勝利投手の権利を持って降板した。

 その後、メッツは6回一死からバトンを受けたブルペン陣が無失点リレーで繋ぎ、2点リードの最終回を元西武の右腕リード・ギャレットが締めて今季初セーブを記録。昨季ポストシーズンのリベンジを果たし、3カードぶりの勝ち越しを収めた。

 この試合の千賀は5回1/3、101球を投げて5被安打、4四球、5奪三振、1失点という投球。今季10戦目を終えて成績5勝3敗、防御率1.46となった。規定投球回に再到達したことでドジャースの山本由伸を上回り、ナショナル・リーグ防御率部門のトップに立っている。

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ベースボールキング編集部

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