◆ 今月2度目の3戦連発で大台到達
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間27日のガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席で20号本塁打を放った。
ガーディアンズのエース右腕バイビーに対し、初回の第1打席はカウント2-2から外角へのフォーシームで見逃し三振。3試合連続の先頭打者アーチとはならなかった。
ドジャースは2回表、6番アンディ・パヘスと8番ダルトン・ラッシングの適時打で2点を先制した。なおも二死三塁という好機で大谷の第2打席を迎えるも、ガーディアンズ陣営が申告敬遠。続くムーキー・ベッツも四球で満塁としたが、3番フレディ・フリーマンが空振り三振に倒れ、追加点を挙げることはできなかった。
そして4回表、二死一塁での第3打席。外角の初球カットボールを振り抜くと、打球速度104.5マイル(約166.2キロ)、角度39度の打球がプログレッシブ・フィールドの高い左翼フェンスを越えてスタンドイン。月間2度目となる3試合連続アーチを描き、今季MLB最速で20号本塁打に到達した。
この一発により自身5年連続、日本人選手として松井秀喜氏を超えて最多6度目となるシーズン20本塁打を記録。アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、カイル・シュワーバー(フィリーズ)に2本差をつけ、本塁打部門のMLB全体トップに立っている。