◆ 「DeNAバッテリーからしたら投げる球がなくなった」
阪神が28日、DeNAとの試合を1-0で勝利。近本光司が決勝タイムリーを放ちチームを3連勝に導いた。0-0の5回、二死二塁で迎えた第3打席。DeNA先発・ケイのカットボールをレフト前へ流しての技ありの一打だった。
この打席について、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した片岡篤史氏は「1打席目、2打席目の粘りがタイムリーにつながった。このタイムリーも追い込まれてからなんですけど、序盤は得点圏に苦しんだんですが、近本らしい勝負強さが出てきましたね。やはり左投手を打つのが上手いですよ。前の壁が開かないですからしっかり引き付けて打つことができている。近本らしいタイムリーでした」と称賛した。
さらに「粘ることで全部の球種を見ていた。DeNAバッテリーからしたら投げる球がなくなった、たまらない打席だったと思いますよ。ですから追い込んでいるのにストライクゾーンに吸い込まれてしまうような投球になりましたね」と振り返った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』