〇 カブス 2-1 ロッキーズ ●
<現地時間5月28日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがロッキーズとの本拠地3連戦をスイープ。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、先制適時打を放って勝利に貢献した。
鈴木は初回、一死一塁でロッキーズ先発の右腕ゴードンに対する第1打席、カウント1-2からど真ん中に甘く入ったスライダーを仕留めると、打球速度111.7マイル(約179.8キロ)の弾丸ライナーが左中間フェンスに直撃。一塁走者カイル・タッカーが生還して適時二塁打となり、2試合連続で先制点をもたらした。
その後、カブスは4回表に4番ピート・クロー・アームストロングが右翼ポール際に15号ソロを運んでリード拡大。鈴木に続いて今季2人目の50打点到達となった。投げては先発左腕マット・ボイドが6回8奪三振、1失点と好投し、今季5勝目をマーク。4連勝を収め、貯金を今季最多の「14」に増やしている。
この試合の鈴木は3打数1安打、1打点、1四球という内容で、連続試合安打を今季最長の9試合に更新。今季成績を打率.273、14本塁打、51打点、OPS.902とし、打点部門の単独1位をキープしている。