2本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)

○ ドジャース 8-5 ヤンキース ●
<現地時間5月30日 ドジャー・スタジアム>

 ロサンゼルス・ドジャースがアメリカン・リーグ東地区の首位ヤンキースとの本拠地3連戦を先勝。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、現地15日のアスレチックス戦以来となるマルチ本塁打を記録した。

 昨季ワールドシリーズの再戦となった今カードの初戦。ドジャースは先発右腕トニー・ゴンソリンが2番ジャッジに19号先制ソロを浴び、初回から1点を追う展開となった。それでも直後の1回裏、今度は大谷がヤンキース先発の左腕フリードの初球シンカーを振り抜き、左中間スタンドへ21号ソロ。開幕から7勝0敗、全体トップの防御率1.29を記録している強敵を捉え、すぐさま試合を振り出しに戻した。

 ところが直後の2回表、先発ゴンソリンが先頭の7番ウェルズに9号ソロ、1番グリシャムには13号2ランを浴びて勝ち越しを許すと、3回表にも先頭の4番ゴールドシュミットに6号ソロを被弾。30球団最多本塁打を誇る強力ヤンキース打線に捕まり、3点ビハインドで試合を折り返した。

 それでも6回裏、大谷が再び先頭で第3打席を迎えると、カウント3-1から左腕フリードの高めフォーシームを豪快に振り抜き、右翼手ジャッジの頭を越える22号ソロ。この一発を皮切りにドジャースは無死一、二塁と好機を作り、4番フレディ・フリーマン、5番アンディ・パヘスの連続タイムリーで同点に。さらに、一死満塁から8番マイケル・コンフォートが押し出し四球を選び、スコア6対5と逆転に成功した。

 その後、ドジャースは7回裏に5番パヘスの2点適時打で3点リードに拡大。8回表には二死一、三塁と一発出れば同点のピンチを迎えたが、4番手左腕タナー・スコットが代打ルメイヒューを中飛に打ち取り、火消しリリーフを果たした。9回表は左腕アレックス・ベシアが無失点に抑え、今季2セーブ目。5連勝中のヤンキース相手に逆転勝利を収めた。

 この試合の大谷は5打数2安打、2本塁打、2打点、2得点、1三振という内容で逆転勝利に貢献。自己・球団ともに最多記録に並ぶ月間15本塁打をマークし、本塁打部門ナ・リーグ2位のカイル・シュワーバー(フィリーズ)との差を3本に拡大した。チームとして今季57試合目を終え、成績は打率.294、22本塁打、37打点、61得点、11盗塁、OPS1.064。MLB史上初めて5月終了までにシーズン60得点を突破した。

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ベースボールキング編集部

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