中日は31日、巨人との試合（バンテリンドーム）に4－2で勝利。終盤の7回・8回に逆転し、接戦をものにした。
31日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、井上監督の代打策についてフォーカス。1点ビハインドの7回に、一死二塁のチャンスで先発の髙橋宏斗の代打・高橋周平が適時二塁打を放ち同点に。8回には二死一・二塁の場面で加藤匠馬の代打・板山祐太郎がライトへ適時三塁打を放ち勝ち越しに成功した。
ベンチの采配が見事に的中した終盤の攻撃について、番組に出演した解説者の佐伯貴弘氏は「結果的にハマったという事になるんですけど、この難しい采配の所を、井上監督の名采配に変えた二人の選手・二人の準備力。特に板山選手の場合は、ゲームを作っていた加藤捕手から代わっての代打ですから。これで打てなければ、負けた時にここに原因を追究されそうなものを、カバーしたこのバッティングは見事でしたね」とコメント。
同じく解説者の谷沢健一氏は、高橋と板山のバッティングについて「二人ともライトの方向へ、しっかりと軸足に体重が残りながら振っている。板山選手も落ち気味の球をしっかりとタイムリー打ってますよね。選手はベンチの裏で『ここで俺が代打で来るかな』という準備はしてますからね。その通りになるとやっぱり燃えてきますよね」と高評価した。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』
