○ レンジャーズ 3 － 2 ヤンキース ●
＜現地時間7月30日　グローブライフ・パーク・イン・アーリントン＞

　レンジャーズのコルビー・ルイス投手が現地時間30日、本拠地でのヤンキース戦に先発登板。この日は、同じく広島で活躍した黒田博樹との“元広島対決”。両者とも立ち上がりこそ不安定だったものの中盤以降は立て直し、7回3失点の黒田に対し、ルイスは7回2失点。黒田との投手戦を制し今季7勝目（8敗）を手にした。

　試合後、日本メディアのヒーローインタビューに応じたルイスは「メジャーで活躍できているのも広島時代の経験があったから」と、古巣での2年間に感謝。最後に「ジャイアンツに勝って優勝してほしい」とエールを送り、笑顔でインタビューを締めた。

　ルイスは黒田と入れ替わる形で2008年に広島入り、2年間で計26勝、さらに2連続奪三振王と、黒田退団後の広島投手陣を支えた。10年からは再びメジャーに活躍の場を移し、2年連続で2桁勝利。近年は故障に悩まされ昨季は登板なしに終わったが、今季は復活を果たし、ここまで7勝をマークするなど低迷するチームを支えている。