巨人・戸郷翔征 (C)Kyodo News

 巨人の戸郷翔征が粘りの投球を見せたものの2勝目を挙げることはできなかった。

 初回に援護をもらった戸郷はその裏、岡林勇希にソロを浴びてすぐさま同点に追いつかれる。その後は、四球を出しつつも要所を抑えるピッチングで失点を許さない。結局、6回途中9安打1失点で降板。打たれた9安打のうち7安打がストレートと力で押す投球ができなかった。

 戸郷の投球について、1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した斎藤雅樹氏は「まずフォークの落差が少ないように見える。まっすぐは低めにいく球が非常に多くてそれが見送られてボールになる。いまひとつキレがない」とコメント。さらに、もう1人の解説者である齊藤明雄氏は「バッターに対して正対するのが早い。踏み込みが甘くてボールが見やすいし、変化が思うようにいかず打たれている」と分析した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』

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