○ マリナーズ 2x-1 ツインズ ●
<現地時間6月1日 T-モバイル・パーク>
シアトル・マリナーズが2試合連続のサヨナラ勝利を収め、ツインズとの本拠地3連戦を勝ち越し。カル・ローリー捕手(28)がMLB単独トップとなる23号本塁打を放ち、勝利に貢献した。
1勝1敗で迎えたカード最終戦はマリナーズ先発のルイス・カスティーヨ、ツインズ先発のクリス・パダック両右腕による投手戦が展開。両軍スコアレスで迎えた7回裏、一死からスイッチヒッターのローリーが左打席に入ると、パダックの初球、低めボールゾーンへ落ちるカーブをすくい上げて右翼ポール際へ22号ソロ。直近3試合で4本目となる一発が飛び出し、試合の均衡を破った。
マリナーズは1点リードの9回表、アメリカン・リーグ最多17セーブの守護神アンドレス・ムニョスを投入するも、一死二、三塁とピンチを招き、代打ベイダーの犠飛で同点に。チームとして今カード3試合連続で9回に救援失敗を喫した。
それでも1対1の同点で迎えた9回裏、先頭の3番フリオ・ロドリゲスが内野安打で出塁すると、盗塁と捕手の悪送球で一死三塁と好機を演出し、5番ランディ・アロザレーナの中前適時打でサヨナラ生還。4カードぶりの勝ち越しを収め、2位アストロズと0.5ゲーム差でア・リーグ西地区首位の座をキープしている。