◆ 「普通であれば追いつかないような所まで来るので…」
広島は4日、交流戦第2戦でオリックスに1－6と大敗した。4回裏、無死満塁で紅林弘太郎が放った打球は右翼線に。二塁・菊池涼介と右翼・末包昇大が追うも交錯してどちらも捕れず、走者2人が生還した。この後3本の適時打を浴び、さらに4点を失った。
オリックスの猛攻に火をつけた守備に対し、4日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した高木豊氏が「あれは捕れなかったか、どうしたらいいか」と問いかけると、坂口智隆氏は「お互い目が合うというか、見合ってしまった。本来であればもう外野手が内野手を止めてしまうか、もしくは菊池の守備力があれば視界に入らなければ、気にならなければ捕れると思う。事前にあの辺に飛んだ打球は自分が行くと、意思の疎通ができていれば捕れたのかな」と分析。
さらに高木氏が「この前も矢野雅哉とファビアンがぶつかって、それが決勝点になった。二遊間の能力が高いだけに…」と指摘すると、坂口氏は「追いついてしまう。普通であれば追いつかないような所まで、捕れるんじゃないかというところまで来るので、お互いにどちらか止める方を決めて、一人になる状況を作った方がいい」と改善策を示した。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』
